団体概要

トチギ環境未来基地について

若者がチームで長期間、環境・地域貢献活動に取り組むプログラム(Conservation Corps)の実施団体です。

私たちが目指すもの

日本の地域、環境を、若者が支える。
若者は、その実践活動を通じて、次の社会を担う力をつける。
そのための、有効なプログラムを確立、実践、普及し、より良い社会づくりに貢献する。
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使命

1) 若者の力で、環境問題、地域の抱える課題を解決していく
2) 社会貢献を通じ、次の地域・社会を担う若者をはぐくむ
3) 地域の価値や人のつながりを再生し、市民の手による新しい社会をつくる

組織概要

【名称】  特定非営利活動法人 トチギ環境未来基地
【英名】  Tochigi Conservation Corps
【名前の由来】若者が、自然環境の保全、地域の活性化、生活の再生などの活動を行い、それに関わる若者が、次の社会を担う力をつける、そのための拠点(基地)になる、という想いをこめて、名付けられました。
【設立】  2009年年6月12日  【NPO法人化】2010年10月4日
【役員】  8名
代表理事  塚本 竜也
理事  石川 隆博  (ボランティアコーディネーター)
理事  小此木 宏明 (公益財団法人 日本自然保護協会)
理事  尾崎 嘉洋  (NPO法人 苧麻倶楽部 事務局長)
理事  鹿住 貴之  (NPO法人  JUON NETWORK 事務局長)
理事  村上 徹也  (市民活動コンサルタント)
理事  矢野 正広  (とちぎボランティアネットワーク 事務局長)
監事  小鷹 紫
【スタッフ】
・ 常勤職員  1名
・非常勤職員 2名
【会員】
正会員
賛助会員
団体会員

→  入会案内

【事業】

  1. 若者の社会貢献活動拠点づくり事業
  2. 若者のチームによる長期間の森林、自然、地域保全活動(Tochigi Conservation Corps)事業
  3. 短期合宿ボランティア活動の企画・運営事業
  4. 地域・環境リーダーの育成事業
  5. 若者の自立支援団体との連携による人と森を育む事業
  6. 国際ボランティアの受入を通じた国際協力事業
  7. 若者の社会貢献に関する調査研究事業
  8. ソーシャルプロモーション事業

団体名の由来

日本で、日本にあった形でのConservation(コンサベーション) Corps(コア)を実施する専門団体として、英語名はTochigi Conservation Corpsとしていますが、Conservation Corpsではなかなか意味が通らないのが現状です。また直訳すると、保全部隊などになってしまい、いまいちピンときません。

そこで、このConservation Corpsが目指すもの、そのコンセプトを単語化し、名前としました。

トチギ=栃木県が活動エリアです。将来的には全国の様々な場所に類似の団体ができたらいいです。
環境= 単に自然やエコという意味だけでなく、暮らしや生き方も含めたより良い生活
未来= 未来は待つものではなく、つくるものだという主体性、より良い未来をつくる挑戦の意思
基地= それらを実現するための拠点

基地というと、軍隊や戦争を想起する言葉としてあまり印象がよくないかもしれませんが、争いの基地ではなく、平和、より良い社会をつくるための拠点としてありたい、21世紀は平和の基地こそ重要と考え、あえて基地という言葉を使いました。

また、ここに集まった若者達が、この拠点から様々な必要とされる場所へ飛び出していき活動し、戻ってくる、次代を担う若者達がここから巣立っていく。未来をつくるための拠点です。

私たちが目指すもの  詳細

グローバル化は加速度を増し、科学技術は日進月歩を続ける現代。物質的な繁栄とその恩恵を享受できる人々が増えた一方で、その原動力となった競争と合理化、価値の均一化が、自然環境、生活環境、伝統、暮らし、地域や人と人の繋がり、生き方など、地球のかけがえのない財産と、人類が長い時間をかけて磨き上げ連綿と伝承してきた価値を、消失の危機にさらしています。
わが国においても、森林や自然環境の荒廃、耕作放棄地の増加、食糧自給率の低下、地域の過疎化、限界集落の増加、社会における人と人のつながりや信頼の断絶、希望の喪失、孤立化など国の根幹を支える基盤がゆらいでいます。このままの状況が続くと、社会の存続さえままならない、取り返しのつかない危険な未来が現実となってしまいます。
私達は今、この状況を認識し、社会における本質的な価値を見つめなおし、それを守り育むための仕組みを真剣に考える時にきています。
また、若者を取り巻く環境、若者自身のありかたにも大きな変化が生じています。その結果、いわゆるニート状態の若者は全国で約60万人を超えるとも言われるほどの数となり、「若者」が大きな社会不安の1つとなってしまいました。本来であれば社会を活気付ける存在である多くの若者が、社会の中で自らの存在意義や居場所、活躍の場を見出せず、持っている想いや力、可能性を活かせないまま停滞し、くすぶったまま時を過ごしています。
では、私達は今何をするべきなのかを考える時、この「社会・地域の課題」と「若者の問題」は、別々の深刻な問題のようでありながら、その解決にあたってはむしろ同時に取り組むことでより大きな効果が得られるのではないか、ということを経験的に感じます。
つまり、若者の力を引き出し、今、新しい力が必要な環境保全活動や耕作放棄地の再生、地域活動へ若者が積極的に、長期間取り組み、社会の課題を改善していく。その過程で参加した若者が成長する、ステップアップする。そして、その若者が地域に戻ったとき、その地域を支える公共心の高いリーダーとして活躍する。社会は若者にもっと期待をし、若者はもっと力をつけ、多様な価値観を持ち、社会を考え行動していく。その循環を生み出す仕組みがつくれれば、その地道な歩みは確実により良い社会へつながっていくであろうという確信です。
そのモデルとなるプログラムが米国にあります。「Conservation(コンサベーション) Corps(コア)」と呼ばれるプログラムで、米国政府とNPOが協力し運営する国家的事業です。Conservation Corpsは、環境保全、自然の再生、被災地の復旧、貧困地での教育など社会の抱える課題に対して実践的に取り組むと共に、その参加する若者に対し、実践的な社会教育やキャリア教育を行っています。全米42州で116のプログラムが開催され、年間21,214人の若者が参加、延べ16,934,881時間を活動に注ぎ、大きな成果をあげています(いずれも2007年の実績)。大学への進学を希望する若者は、このプログラムをやり遂げると大学へ進学するための奨学金を得られるというシステムとも連動しており、自身の人生を切り開くチャンスともなっています。
私達はこの米国のConservation Corpsをモデルとし、その優れた仕組みや長い経験が生み出したノウハウに学びながら、日本に応用導入し、日本が抱える「社会の課題」と「若者の問題」を解決していく仕組みと実践的プログラムをつくりだしていきます。そして、それを日本全国に広げていくためのパイロット事業として、質の高い事業運営を行い可能性と成果を拡大していくと共に、そのノウハウを集積し、広く発信していくために、ここに特定非営利活動法人 トチギ環境未来基地~ Tochigi Conservation Corps ~ を設立いたします。
私達は、人と人の出会いと協力が、自然や社会に貢献する活動する機会が持つ「人を育てる力」と、若者が本来持っている「心や力」を改めて見つめなおし、若者と共に、実践活動を通じて環境、生活、地域、社会を再生していきます。
NPO法人 トチギ環境未来基地 設立趣旨書より

代表メッセージ

今も私達が生きる社会には様々な問題があります。 とても深刻で、とうてい解決はできないのではないか、と思ってしまうようなこともあります。 例えば、地球環境の問題、貧困や飢餓の問題、縮減社会が生みだす新しい問題、今も続く戦争や争いなど。 しかし、未来はどうでしょう。 今を変えることで、未来は変わります。もっと緑が増えたらいいな、荒れた田畑が再生すればいいな、そんな想いを行動に変えられたら、その行動が積み重なったら 未来はどれだけ明るいものになるでしょう。

いつの時代も社会は多様な人の力を必要としていて、そしてその時代の人々はそれにこたえてきました。 次の社会で求められる人材は、特に地域社会が求める人材は

例えば
地域の子ども達に声をかけられる
地域の中で困った人がいたら寄り添う
地域の中で生まれた課題を、みんなの力を引き出し解決する
災害の時、緊急事態の時、リーダーシップを自然に発揮できる
など、地域の状況が分かっていて、そして必要な行動を自ら行い、
地域社会に積極的にコミットメントしていく、そんな人たちではないでしょうか。 そんな人たちが増えたら、どんなに心強いでしょう。

私たちは、森林の整備作業や、耕作放棄地の再生、地域の活性化などいま地域社会が必要としている仕事に、若い力で向き合い、チームで取り組んでいきます。 簡単な仕事ばかりではありません。お金のためや、自分自身の成長のため、だけではありません。地域や社会のためにできること、を第一に考えています。 誰か、地域、社会、未来のために体を動かし、汗を流し、仲間と共に力を合わせやり遂げた喜びを分かち合う。苦労も楽しさも、失敗も成功も全てを自分の実感として受け入れる、糧にする。その中で若者は自然に力をつけていきます。

加えて現場での活動では、人の心を揺さぶる、大きく揺さぶる機会や出会いがたくさんあります。そんな心の揺れや経験を積んだ若者達が、それぞれの価値を構築し、地域にかえる。そして、様々な地域の明日を担う存在となる。
そのことを、形にしていきたいと思っております。

トチギ環境未来基地

代表理事 塚本 竜也

Conservation Corps とは

詳細はConservation Corps研究所に掲載しています。

米国で開催され、年間20,000人以上の若者が参加するプログラムです。

若者のチームが (20人~100人以上のプログラムも)
長期間 (10-12ヶ月間)
環境保全活動や自然の再生などに取り組み、

環境保全や自然の再生を進めるとともに、 次の社会の担い手を育てる、実践的プログラムです。

データ2007年まとめ
プログラム開催地 全米116ヶ所
プログラム参加者 21,213人
延べ作業時間 16,934,881時間
活動に巻き込んだ人の数 295,631人
予算規模 330,000,000USD
(これが、米国Conservation Corps 2007年の全体の実績です。)

歴史

Conservation Corpsはアメリカ合衆国で実施されているナショナル/コミュニティサービスプログラムです。16-25才の若者がチームで、州、地域規模での貢献活動と社会教育活動にフルタイムで従事するプログラムです。1976年にカリフォルニアで始まりました。

前身は、ニューディール政策のCCC
現在のConservation Corpsの前身は1930年代の大恐慌時代にルーズベルト大統領により実施されたニューディール政策の一つ、600万人の青年が環境保全活動に従事した伝説的な事業、Civilian Conservation Corps=環境保全市民部隊を受け継いでいます。

Civilian Conservation Corps事業は、荒廃したアメリカの国土 や自然環境を劇的に改善するとともに、 参加した青年に食べ物、生活場所、学習の機会を提供し、 1ヶ月につき30ドルを支払い、文字通り その家族を飢えや危機から救いました。

現代的に形を変え、全米に広がった
今日(2007年現在)、116のConservation Corpsが42の州とコロンビア特別区にまたがる複数のコミュニティで実施され、21,214人の若者が参加し、年間を通じて延べ16,934,881時間を活動にささげました。またConservation Corpsは地域の295,631人の地域ボランティアを巻き込み、彼らの延べ1,500,000時間のコミュニティサービスを引き出ました。

Conservation Corps 全体 (2007年のデータ)
始まり 1933年、大恐慌時代に多くの若者が失業 →
余った労働力を問題になり始めていた自然、資源の保全にむけた。
同時に、若者の生活、職業訓練の場を提供
活動の種類 ナショナルサービス/コミュニティサービス
規模 全米42州(コロンビア特別区含む)、116団体
実施団体・機関 民間非営利団体61%、行政機関39%
参加者数 年間 21,214人
参加者層 男性 61% 女性31%  参加者層は、ドロップアウトした若者を中心にサポートしている支援色の強いところから、フィールド活動の成果重視で選考が厳しいところまで、各団体の持ち味・特徴に応じて様々。
活動の期間 6ヶ月~24ヶ月間
延べ活動時間 16,934,881時間
活動内容 環境保全・再生活動
建物の建設や修復、都市のインフラ整備
ホームレス支援などの福祉活動や、災害復興などの緊急支援活動も
予算規模 年間 約330,000,000ドル
1つのConservation Corps EarthCorpsを例に)
設立 1993年
活動拠点 ワシントン州 シアトル市及びその周辺
実施団体 民間非営利団体
参加者数 年間 60人   10クルー×6人
参加者層 環境、自然の保全に興味の強い若者。大学卒業した若者の参加も多い。
スタッフ数 18人
活動期間 6-18ヶ月
活動時間 年間 100,000時間以上
特徴 環境保全活動を通じたグローバルリーダーの育成をミッションに掲げ唯一海外からの参加者も受け入れている。
活動内容 裸地の再生 植林、自生種の植え付け
湖岸、河岸の整備(自然工法を用いて)
遊歩道の建設
環境教育、地域のボランティア活動企画 など
予算規模 年間 約2,000,000ドル

Conservation Corpsの活動範囲

(The Corps Networkガイドブック Starting A Corpsより)

Conservation Corpsは、環境に限らず、教育や建物の修復や災害復興などにも取り組んでいます。

Conservation Corpsの活動範囲
延べ作業時間:16,934,881時間
分野別ワーク時間
環境保全、自然の再生、リサイクル等:53%
★ 教育、福祉、ヘルスケア      :33%
★ 建物の修復、建設         :5%
★ 治安、災害復興          :9%

その内の53%が環境保全や自然の再生など、環境に関わるワークであり、 環境分野がConservation Corpsの中心テーマであるといえます。

Conservation Corpsの成果

コミュニティに対する成果

2000年から、The Corps NetworkはAmeriCorps Education Award Programを 運営しています。Conservation Corpsに参加する若者がサービスを通じて 社会に貢献することの見返りに、奨学金を与えるというプログラムである。 24の州、52のConservation Corpsが加わっている。

このプログラムがまとめた、2005年の具体的な活動の成果は、

★ 459,547本の木を630ヶ所で植林
★ 166マイル(267km)の河川と121,490エーカー(121ヘクタール)の ハビタットを再生、保全した
★ 4,980マイル(8,014km)のトレイルを整備
★ 1,646軒の低所得家庭の家を修繕
★ 81,032,276ポンド(36,756,240kg)の材料と121,490個のモノをリサイクルした
★ 21,898人のボランティアを巻き込み、活動を運営

となっています。

またThe Corps Networkのまとめによると、Conservation Corpsの クルーを受け入れたパートナーやスポンサーの98%が Conservation Corpsの作業の結果を、「良い」または 「すばらしい」と評価しています。活動の質も重視しているのです。

*上記24州52のConservation Corps以外を含めたConservation Corps全体の具体的な活動の成果は不明であったので、この数字を掲載した。

また、1996年及び1997年のAbt Associatesによる学術的な 調査では、Conservation Corpsは、コミュニティ、参加する若者にとって目覚しいインパクトがあると明確な結果を出しています。費用対効果も含め、この調査が明らかにしたことは、

非常に費用対効果が高く、効果的である
・ Conservation Corpsは1ドルの経費につき、1.60ドルの直接的な利益を生み出す
・ 費用対効果はCorpsの発展と経験の蓄積に比例して増加する

コミュニティに強いインパクトを与える
・ Conservation Corpsは、1時間の活動につき、13.24ドルの価値を生み出す
・ 80%のプロジェクトスポンサーはConservation Corpsの活動の成果を「良い」または「すばらしい」と評価している

Conservation Corpsは費用対効果にも優れているプログラムである、 という客観的な有効性の証明でした。

参加者に対する成果

また、上記のAbt Associatesによる調査では、 参加する若者への効果についても研究結果を出しています。
若者に対する効果としては、

若者に対しての有益なインパクト

・ Corpsに参加した若者のグループは、比較対象グループよりも多く稼ぐ
・ Corpsに参加した若者は、犯罪を犯す率が低くなる
・ Corpsに参加したアフリカ系アメリカ人は、比較対象グループよりも、より働き、より稼ぎ、より投票にも行く、より良い社会的に地位につく

という結果をまとめています。

さらに、1997年2月に発表されたAbt Associatesの調査 「Youth Corps:Promising Practices for Young People and their Communities」 によると、以下の具体的な効果も挙げられています。

・ Corpに参加した若者は、雇用や収入が増加する
・ 特にアフリカ系アメリカ人に対して大きな、前向きな変化をもたらしている
・ 犯罪率は3分の1に減少する
・ 予期せぬ妊娠の率が下がる

2006年のNational Evaluation of Youth Corpsでは、Conservation Corpsに参加する若者は、前向きな態度、学習の達成度の向上、雇用を得る、仕事での技術の獲得、市民としての約束、シティズンシップの向上、危険な行為を回避することを身につけ得るということも検証されました。

Conservation Corpsの日本にはまだあまりないユニークな点

海外からのメッセージ

トチギ環境未来基地設立への海外からのメーセージを紹介します。

The Corps Network CEO Sally T. Prouty氏

Dear Tatsuya and Friends of Tochigi Conservation Corps

The Corps Network, the member organization of the Service and Conservation Corps in the United States of America, applauds the creation of the Tochigi Conservation Corps, and congratulates Tatsuya Tsukamoto and those many others who have been part of the effort to establish the Corps.

As the young Corpsmembers of Tochigi Conservation Corps become caretakers of the environment, they join others across the globe who believe it is their responsibility and their honor to make our planet a more beautiful, healthy place.
Conservation Corps are an international model, engaging young men and women in nations around the world: from Mexico to Australia, from England to Afghanistan to New Zealand, from Chile to Italy.  In the United States, over 26,000 Corpsmembers from over 140 Service and Conservation Corps serve their communities and the environment each year.  Now that it is established, the activities of the Tochigi Conservation Corps will serve to guide similar work in other countries.

The Corps Network looks forward to having the Tochigi Conservation Corps as a member of The Corps Network and hopes we can work together in the future, as we are both part of the worldwide family of Service and Conservation Corps.
Sally T. Prouty, President and CEO, The Corps Network

EarthCorps  Executive Director  Steve Dubiel氏

Dear Friends of Tochigi Conservation Corps,

In the 1930’s, FDR created the Civilian Conservation Corps to provide employment to young people during the Great Depression while at the same time making enormous contributions to communities across the United Sates.

Since the CCC, conservation corps programs continue to provide innovative solutions to community needs while providing important work and life experience to young people from all backgrounds.  The corps movement has spread far beyond the US to countries including Afghanistan, New Zealand, the Philippines, and beyond.  Each corps is uniquely structured to meet local needs.

I am thrilled to see the dream of a Japan Conservation Corps become a reality with the launch of the Tochigi Conservation corps in 2009.  The Tochigi Conservation Corps opens a new chapter in the corps movement and will undoubtedly provide young people and communities across Japan with great opportunity.

Shortly after joining EarthCorps, a Seattle-based nonprofit organization, as Executive Director in 1999 I had the opportunity to meet Tatsuya Tsukamoto.  Among a growing EarthCorps alumni network of more than 800 young adults from more than 65 countries worldwide, Tatsuya stands out for his thoughtfulness, his passion, and to his commitment to translating the dream of a Japan Conservation Corps into reality with the launch of the Tochigi Conservation Corps.

Plans for the Tochigi Conservation Corps are well thought out and based on years of research by Tatsuya as well as a team of season NPO and government leaders who have advised this process.  I look forward with great anticipation to the launch of the Tochigi Conservation Corps and to the positive change that it will create for young people and the community which they serve.

I wish the Tochigi Conservation Corps much success and a bright future.

Steve Dubiel
Executive Director
EarthCorps