3.11から2年 共同・共創 にて「苗木forいわき」の状況報告を行いました

「3.11から2年 共同・共創 復興の担い手のいま」 が3月31日(日)宇都宮大学学生会館にて
行われました。

私たちも苗木forいわきプロジェクトの活動を通じて今必要なことを考える機会をいただきました。
当日は150名ほどの来場者とともに、今必要とされていること、栃木でできることを考えました。

多目的ホールでは、
・福島県での有機農業に取り組むこと
・苗木forいわきプロジェクトによる海岸林再生について
・栃木県内避難者の状況
・那須の放射能汚染による除染について
・宮城・十三浜の漁業復興について
などが話されました。
他の会場では、逃げ遅れる人々という映画上映や、被災地復興支援商品の販売などが
行われました。


いわき市からはみんぷくの鵜沼さんにも来ていただいて、今の状況をお話いただきました。

30日に行った植林活動の話の中では、お世話になった佐野社協さんの安藤さんにも
お話いただきました。

団体紹介の掲示ブースでは、たくさんの方々が興味を持ってくださり、
新しく育てたいという方もいらっしゃいました。
なお、寄付もいただきました。

終了後の交流会もたくさんの方にきていただき、いろいろな情報交換の場となりました。

お越しくださった皆様、ありがとうございました!
今後ともクロマツ、「苗木forいわき」プロジェクトをよろしくおねがいいたします。

なお、今回の行事では、各メディアにも取材いただきました。
●とちぎテレビ(3月31日 夜ニュース)

●NHK 宇都宮放送局さま(3月31日夕方のニュース)
 http://www.nhk.or.jp/utsunomiya/lnews/1096662341.html
 →なお、4月4日18時~、「苗木forいわき」プロジェクトの取り組みを放送いただく予定です。
  そちらもみなさまご覧ください!

●下野新聞 さま(4月1日)
 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/lead/20130331/1013240

●東京新聞 栃木版 さま(4月1日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20130401/CK2013040102000140.html 

ありがとうございます!

[苗木forいわき] 3月30日、第1回植林活動を行いました!

2013年3月30日 「苗木 for いわき」プロジェクトの
第1回植林を行いました。
津波による被害を受けたいわき市の海岸林の再生に、
市民の力で応援していこうと昨年の6月に正式スタートした
「苗木forいわき」プロジェクト。

苗木を育てていただくクロマツパートナーさんは
50団体となり、多くの方々に苗木を育てていただいています。

また、苗木の購入と、植林後の保育作業の財源となる
寄付も、たくさんの方にご協力いただき現在85万円となりました。
直接寄付だけでなく、株式会社たいらや様や、やきとりの龍鳳さん、
益子の茶屋さんなど店舗に募金箱を設置してくださるみなさまも
増えました。株式会社エコ配のみなさまのように、プロジェクトへの
寄付付き商品を開発してくださった企業もありました。

困難を想定していた苗木の確保も、いばらき林業種苗組合の
みなさまのご協力により当初予定したよりもずっと安価で
多くを分けていただけるようになりました。

そして、植林に向けては、植林する場所の整地も進めていかなければ
なりません。枯れた木を切ったり、チップにかけるために運んだり、
地面の整地をしたり、大切な作業を多くのボランティアの方の力で
進めることができました。プロジェクトパートナーの、
NPO法人いわきの森に親しむ会の方々は、難しい作業を
どんどん進めてくださり、また磐城森林管理署や地元団体の方との
調整などをはかってくださいました。

このように、本当に多くの方々の力があつまり、
プロジェクトは順調に進んでおります。

そして、2013年3月30日、第1回目の植林を
いわき市四倉付近の海岸林で行いました。
   

クロマツパートナーの皆様に大切に育てていただいた
苗木180本を、いわき市内、栃木県、全国各地から
お集まりいただいた51名のボランティアや関係者の皆様と
植林いたしました。
午前中は、開会式と植樹作業を行いました。
今回の植林場所は国有林内でした。
管轄をされている、磐城森林管理署の署長様や、
協定を結びふれあいの森として管理されている
いわき青年林業会議所の皆様、地元の市議会議員様なども
ご参加いただき、「苗木forいわき」プロジェクトへの
応援と感謝の言葉をいただきました。

植樹作業は、1本1本丁寧に行いました。
作業を通じて、初めて会う人も自然に打ち解け、
いろいろな話しもできました。
無事180本、植林できました。
   

お昼休みには参加者全員で自己紹介をしました。
今回の植林に参加いただいた方の年齢は18歳から86歳と幅広く
また、住んでいる場所も様々でしたが、
「海岸林の再生をみんなで進めていきたい」、「活動を通じて生まれた
交流を大切にしたい」、「将来、いざというときにここで暮らす人たちの
生活と命を守る森になってもらいたい」などの思いが一つになるコメントが
多くありました。

午後は、次の植林に向けての整地活動を行いました。
主に伐採した木の片づけを行いましたが、人数が多かったので
あっというまにきれいに整地ができました。
人の力が集まると、すごいなと感じました。
   

   
今回は、
○宇都宮グループホームさん(宇都宮市平出)
○美里学園さん(益子町)
○とちぎユースサポーターズネットワーク(宇都宮市)
○空とぶモニョンゴロ村 グループホーム草想舎(市貝町)
○栃木県若年者支援機構(宇都宮市)
○宇都宮大学 学生チーム(宇都宮市)
○下矢田仮設住宅(いわき市)
などのみなさんが育てていただいた苗木を植えました。

記念写真を撮り、無事閉会しました。

新年度からも引き続き多くの方々と協力しながら
海岸林の再生に向けて取り組んでいきたいと思います。

 4月~も植林予定地の整備や草刈りなどを毎月2回程度行います。
皆さんのご参加もお待ちしています!

 

[苗木forいわき] 株式会社エコ配様との協力が始まります!

自転車を用いたほぼ人力による、CO2排出量ゼロを目指した
エコな宅配事業を営まれている株式会社エコ配様
http://www.ecohai.co.jp/
が、「苗木 for いわき」プロジェクトへの
寄付付宅配セットの商品を開発してくださいました。

その名も「復興クロマツ」という商品で、
このセットをご購入いただくと、
クロマツの苗木3本分の購入+植林後3年間の保育経費
がプロジェクトに寄付されます。
(クロマツ3本が海岸に植林されます)

エコ配様との協力により、
「苗木 for いわき」プロジェクトによる
植林を加速することができます。

また、東京の企業の方など、当団体だけでは
つながりを持つことができなかった方々との
つながりをつくることができます。

環境企業による、環境貢献の新たな取り組み、
大変ありがたい協力です。

宅配サービスを利用される企業の皆様、
「復興クロマツ」をご利用いただき、
苗木forいわきプロジェクトへのご支援
よろしくお願いいたします。

「復興クロマツ」の販売は4月1日からです。
お問い合わせは、

株式会社エコ配
広報担当:社長室 竹内阿喜 様
TEL:03-3568-2962
E-mail:info@ecohai.co.jp

までお願いいたします。

プレスリリースも出しております。
http://www.ecohai.co.jp/pdf/uploads/20130315_0128.pdf
こちらもご参照いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

NPO法人トチギ環境未来基地

 

新舞子の海岸で、植林に向けた地拵え作業を行いました

  3月14日(木)と、15日(金)に
「苗木forいわき」プロジェクトでクロマツを植林する
場所の、地拵え作業を行いました。

津波により枯れてしまった場所や、外来種のニセアカシアが
拡大してしまった場所に、クロマツを植えるための準備として
枯れた木の片づけや、下草刈りなどを行いました。

平日にも関わらず、14日には13名、15日には
20名のボランティアのみなさんがご参加くださり、
作業が大きくはかどりました。

作業場所は2ヶ所だったため、2つのチームに分かれて
作業しました。一つは、舞小浜病院横の海岸林。
枯れた木などたくさんの木を処理するため、写真のような
大きなチッパーも導入され、どんどん片づけが進みました。

※チッパーは磐城林業共同組合様にお借りしました。
ありがとうございました。

14日には東京で造園会社を営まれている方もボランティア
としてご参加くださり、さすがの手際の良さで作業を進めて
くださりました。こちらは、2,500本ぐらいのクロマツを
植林できそうです。

ひとつは、以前、富士フイルム労働組合の皆様と
一緒に植林をした海岸林です。こちらもクロマツを
植えるスペースを広げながら、切り出した木の片づけを
進めています。15日には、とちぎ青少年自立援助センターの
みなさん6名が参加くださり、重たい木を運んだりと
一生懸命作業をしてくださいました。
こちらも、600本ぐらいのクロマツを植林できそうです。

  

2日間にわたって参加いただいた、栃木と東京の
ボランティアのみんなもハードワークにもかかわらず、
最後までがんばりました。
いわきの森に親しむ会のみなさんも、いつもながら
すばらしい技術で作業を進めてくださいました。

3月30日に、「苗木forいわき」プロジェクトの
第一回植林を実施いたします。こちらもまだ参加者
募集しておりますので、ぜひご参加ください。

[苗木forいわき] ボランティア募集 急募!

植林予定地整備ボランティア募集育てていただいた苗木を植林する予定地の地拵えをします。
枯れた木の片づけや草刈りなど、たくさんの力が必要なので
みなさまのご協力お願いします。 

=============  詳細  ================

日時 3月14日-15日 9:00~
場所 福島県いわき市 新舞子海岸
集合 【車などで現地集合の方】夏井川サイクリング公園 8:45
    【電車の方】午前中 四ッ倉駅に車でお迎えします。
              都合の良い時間をお知らせください。
参加費 日帰り 無料
    宿泊  1人 1,500円(夕食、朝食付)
        ※宿泊場所はフクシマ環境未来基地事務所です。
お申込み 担当:東川 下記のURLに申し込みフォームがあります。
       http://naegi.jimdo.com/ボランティア募集-new/

前回の活動のブログ記事はこちらです。
 http://conservation-corps.jp/tochigi/?p=1902

[3.11から2年]を考える集いに参加します

3月11日、東日本大震災から2年がたとうとしています。

震災後、多くの行政や企業、たくさんの市民が栃木県内での復旧復興活動、
東北へのボランティア、救援物資、募金などを行いました。

今、必要とされていること、知っていますか?
寄付はしたことがある、ボランティアへ行ったことがある…その先にできること、
実はまだまだたくさんあります。

栃木県内を拠点にしながら、震災後活動を続けているNPO、市民活動団体などによる
「3.11から2年」を考える集い、3月31日に行います。
詳細はこちらをご覧ください!  
みなさんのご来場を心よりお待ちしております。
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[苗木] クロマツ林で見つけたもの♪

今週末二日間で行われたいわき市の新舞子海岸のクロマツ林の整備。
整備をしているとこんなものをみつけました♪

色がシルバーの松ぼっくりと新しい茶色い松ぼっくりの2種類。
これが同じ木から生えているのです。
なんだか可愛くて思わず撮った一枚です^^

というわけで日曜日も引き続き作業を行いました。

  
11人での作業です。 二日目はあまりの作業の多さにチェーンソーや草刈り機を
導入して、枯れている木々の処理や草刈り。
いわきの森に親しむ会の皆様にもお世話になりました!

  
海岸林から100mほどのところにあるこの場所は、震災のときに流されたアスファルトや車が多くあったそうです。
車の撤去も重機で行ったことで、地盤が低くなっています。

ひとまず植えるための地ならしを行い、盛り土をする予定です。

二日間の作業でだんだん開けてきました。地ならしは70%程度は完了!

この場所には、秋になったら第2期植林のときに、クロマツの苗木を植える予定です。

二日間お疲れ様でした!ありがとうございました!

[苗木] 植林予定地の整備、少しずつ綺麗に…!

今日はいわき市の新舞子海岸沿いの海岸林の整備を行いました。

この場所は苗木forいわきプロジェクトで、来年の秋~冬に第2期植林を
行う予定地です。

倒れて枯れてしまっていたり、つる、草が絡まっていたりするクロマツが
多く残っています。
新しい苗木を植えるために、草刈り、枯れた木材の処理をしました。
   
一日9人での作業でしたが、少しずつ綺麗になっています。
栃木から、いわきの森に親しむ会のみなさん、下矢田仮設住宅の方など、
いろいろな方が来てくださいました。
ありがとうございます!


10日、明日も海岸林で作業をしています!
舞子浜病院の横のクロマツ林で作業をしています。
お時間がある方、ぜひいらしてください!

[いわき]1月26日 プランター作りの会 湯の岳山荘

1月のプランター作りの会はNPO法人シャプラニールさんのご協力のもと、
借り上げ住宅にお住いの方を対象に行いました。

仮設住宅には多くの場合、集会場があってみんなで交流する場所と機会がありますが、
借り上げ住宅に避難された方にはそのような場所があまりありません。
シャプラニールさんなどの支援団体が開いている交流スペースでものづくり教室など行っていますが、
たくさんの人数で何かをやることはなかなかできない状況でした。

そのため今回は湯の岳山荘をお借りしてプランター作りの会を開催しました。

朝は雪がちらほら降っていたので研修室を会場にしましたが、かなづちで釘を打ち始めると体もぽかぽか。
汗をかきながらプランターを作っている方もいらっしゃいました。

 

初めて顔を合わせる方もプランターをつくりながら自然とおしゃべりが弾みます。

いつもはお母さんだけでくるけど、今回は初めてお父さんも来たよ。という方も
いらっしゃいました。

 

木材の利用を通した交流の場づくりができてうれしく思います。

次回は3月24日。今年度最後のプランター作りの会です。

[苗木]募金箱設置のご協力店舗一覧

2013年1月25日現在で、苗木forいわきプロジェクトの募金箱の
設置にご協力いただいている店舗はこちらです。

    ≪募金箱の設置店舗≫(敬称略・順不同)
○エコ・ハウスたかねざわ (高根沢町)
○2 tree café (宇都宮市)
○ヘイコーパック・パッケージプラザ (芳賀町)
○益子の茶屋 2号店 (益子町)
○益子の茶屋 1号店 (益子町)
○益子の茶屋 3号店 (益子町)
○Moga (宇都宮市)
○コミ助 (宇都宮市)
○ん・たろうの店 町のまんなか店 (宇都宮市)
○翠明 (益子町)
○ん・たろうの店 山のてっぺん店 (宇都宮市)
○岡精肉店 (宇都宮市)
○たいらや (県内 全24店舗)
○竜鳳 (県内 4店舗) 

皆様からのご寄付は、苗木の購入代と3年間の保育作業費として
大切に使わせていただきます。
3000円で14本の苗木が購入できます。
各店舗にお立ち寄りの際は、ご協力をお願いいたします。

募金箱を設置させていただいている店舗の皆様、
ありがとうございます。