5月13日、子どもの森 お披露目会を実施しました☆

  一昨年秋から1年半、整備をしてきました子どもの森の完成お披露目会が
5月13日(日)に行われました。

お天気も良くぽかぽか陽気ではじまったイベントは、
エコ・ハウスたかねざわさんのエコ・アクションデーとして
実施しました。
まず、
9:45-10:30に関係者の方々にお集まりいただき、
お披露目会と森のご案内をさせていただきました。

  
地域の中に安全におもいきり遊べる場所が少なくなってきた現在、
高根沢町も例外ではありません。
ここは、幼稚園の子どもたちはもちろん、地域の子どもたちも自由に遊ぶことが
できる場所です。

町長さんと幼稚園の園長さんとテープカット。
私、大木本は初めてのテープカットに緊張してしまいました!><

10:30になると、いよいよ子どもたちが集まってきました。
今回は1歳10カ月の子から小学5年生まで、お父さん、お母さん、
あわせて43名の方たちが集まってくださいました。

     

    
今までにも子どもたちと遊んだことはありましたが、人数が多く
みんなが楽しく遊んでいる姿にイベントが始まる前から感動してしまったのは
私だけでしょうか?^^;

今回のゲームは、森の中をスタンプラリー形式で回っていき、
4つのスタンプが集まるとプレゼントがもらえるというルール。
     

5つのチームに分かれてプレリーダーと一緒に散策していきます☆
一生懸命ゲームをクリアしていきます。

全員無事にメダルをゲットできました!

この後は、いよいよお昼ごはんの時間です。
特設会場、森のキッチンでおにぎり、けんちん汁、漬物、おしるこを
みんなで…。

いただきまーす!!
普段は静かな森も、子どもたちの笑顔とはしゃぎ声に包まれて、
きっと喜んでいたことでしょう。

遊びに来てくれたみなさんありがとうございました!
また、イベント主催にあたり、たくさんの方にご協力をいただきました。
本当にありがとうございました。

これからも子どもの森をよろしくお願いいたします☆

3月1日 平出地区 里山整備がいよいよ始まりました!

あっという間に3月です。
昨日は一日大雪でしたね!
明在庵も真っ白、大木本は一日外で打ち合わせ、会議等
だったのですが、すべらないかドキドキでした。
なんとか無事に戻れましたが^^;

そんな寒い日の次、今日は平出地区の里山整備でした。

まだ雪は解けておらず、足場は悪く大変だったのですが、
とちぎ青少年自立援助センターさんと一緒に8名で
遊歩道づくりを行いました。

 

板、杭を切るチームと、階段の段差をつくるチームに
分かれての作業です。
センターさんは10月から毎週木曜を作業日として活動を
しており、主に子どもの森(高根沢)や竹林整備(茂木)
にて活動をしています。3月までがプログラムなので、
一緒に作業ができる日も残り数日なのですが、今回は
平出地区の里山整備にお手伝いいただきました。

毎週活動をしているだけあって、さすがにたくましい
みなさんです。
足元がぐちゃぐちゃになってしまっても、おしりが
ぬれてしまっても、一生懸命嫌な顔をせず、作業して
いる姿が、とてもうれしく一人感動していました^^*

寒さや大変さを伴う外の作業ですが、ひとまず作り方の
方法と数段、完成しました。
根っこやごみも多く、掘る作業もひと苦労です。

3月も週に1,2日程度、遊歩道整備を行っていきます!

 

事例報告「復興へ向けて今できること」@福岡県黒木町

2月2日、環境保全活動におけるノウハウを共に学んだ後に、
当団体のいわき市における活動のご報告をさせていただきます。

栃木県での活動と同時進行させていくことはチャレンジングなことでも
あります。
しかし、
まずは私たちにできることからはじめよう。
との思いで、いわき市での復旧ボランティアや活動が始まりました。
興味のある方はぜひお越しください。

詳細はコチラ↓です。

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 【事例報告】
 復興へ向けて今できること
 ~いわき市での災害ボランティア活動~
 2/2(木)18:30~ 黒木町にて
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3月11日に発生した東日本大震災から11ヶ月が経とうとしています。
被災地でのボランティア活動は、ガレキ撤去などの緊急支援活動から
仮設住宅の方々や高齢者、子供達などへの支援、
そして地域づくりなどの支援活動に移行しています。

今回は震災後の4月から定期的に災害ボランティア活動に取り組んできた
トチギ環境未来基地の塚本さんをお招きし
これまでの活動とこれからやろうとしていることについて
熱く語っていただきたいと思います。

遠く九州の私たちにとっては
なかなか日常的な支援にかかわることができませんが
現地で汗を流している塚本さんのお話を伺い
ともに被災地のことを思い、何ができるのか考えましょう。
□とき 2/2(木)18:30~19:30 (18:00受付)

□ところ 八女市黒木町開発センター(八女市黒木公民館)保健相談室
     八女市黒木町大字桑原212
     TEL0943-42-9730

□対象 災害ボランティアに関心のある方 20名程度

□参加費 無料
  いわき市での災害ボランティア活動へのカンパを募りたいと思います。
  ご協力お願いします。

□スピーカー
 塚本竜也さん(NPO法人トチギ環境未来基地理事長/
 NPO法人NICE副代表/栃木県新しい公の担い手支援事業運営員/
 NPO法人日本環境保全ボランティアネットワーク理事)
 http://conservation-corps.jp/tochigi/

 http://blog.canpan.info/tochigi-ysn/archive/380
 1999年、米国で長期の環境保全プログラム「Conservation
 Corps(コンサベーション・コア)」に参加し、日本でもこのよう
 な活動をつくりたいと決意。若者自立支援と環境保全をテーマに活動。
 震災後は、現地のボランティアセンターの運営に携わり、
 8月にはいわき市に環境を切り口とした被災地支援の拠点を設置し、
 継続的な災害ボランティア活動に携わっている。

□申込方法:
 以下を明記の上、事務局までお申し込み下さい。
 1)お名前
 2)連絡先
 3)ご所属(学生の方は学校名)
 4)塚本さんに聞きたいこと
 ※飛び入り参加も歓迎です!お気軽にご参加ください!

□申込み、お問い合わせ
 山村塾 事務局(担当:小森耕太)
 〒834-1222
 福岡県八女市黒木町笠原9836-1えがおの森内
 TEL・FAX 0943-42-4300
 Eメール:sannsonn@f2.dion.ne.jp
 山村塾HP http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/
 ※当日連絡先090-4775-3928(小森)

□主催 黒木町地域協議会
     (山村塾、NICE)
□協力 特定非営利活動法人 日本環境保全ボランティアネットワーク(JCVN)

バンブーチャレンジ!茂木町でも始まりました。

「若者自立支援団体との連携による、荒れた竹林の整備」事業の
一環として、栃木県茂木町竹原にある竹林の整備が始まりました。

 5月から本格的に実施してきた整備作業も半年が過ぎようとしています。
作業を通し、頑張っている姿や楽しそうに竹を伐採する姿を見て、多くの
若者にとって新しく刺激のある経験であったことを感じました。新しく作業に入る
茂木町竹原の竹林は、斜面での作業も多く、また太く長い竹が密生しています。
  

今後多くの若者が、安全に、また楽しんで色々な力を身につけられるように、
当団体ではリスクアセスメントを実施致しました。若者の為に、また地域の為に
努力していきたいと思います。

日時:毎月3日程度 実施
場所:茂木町竹原(坪渕の滝)
内容:整備場所のリスクアセスメント
    枯れた竹の除去、伐採

 

第5期Conservation Corpsプログラム 終了!

11月25日に無事に第5期Conservation Corpsプログラムが終了しました。
運営にあたりご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 (アンケートより抜粋)
   『自分に何ができるだろうか』という考えは日常よく頭に思い浮かぶ
    ことなのですが、自分に自信のない僕はつい、続けて『あれはできない。
    これもできない。』という思考に向かいがちです。
 
    それは、ある意味向上心であったり、理想が高かったりということ
    なのですが、ないないの結果、何もできなくなってはいけないとも思います。
 
    『チェーンソーはまだ使えないけれど、のこぎりは何度も使ってきた。』
    自分のスキルを上げようと志すことは大切ですが、現在持ち合わせて
    いるものをどう活かすかを考えることは同じくらい生きていくうえで
    重要だと思います。
  
    持っているものを活かせる能力を持った方々にこの3ヵ月間で
    出会ってきて、僕もそんなふうになりたいと思いました。
 創造の森では子どもたちのイベントを通じて、森と触れ合う時間を考え、

 子どもの森では遊びながら筋力をつけたり、学べたりする場を創り、

  

 フラワーサポータープロジェクトでは自然環境、森林の大切さを
小学生と一緒に学び、

 いわき市での活動では地域を深く学び、生活を感じ、学びながら活動を
することの大切さを教えていただきました。

 チームワークを磨きながら、いろいろな方々との出会いを通じる
からこそ、一人ひとりが、そしてチームが一回り大きく成長する
ことができたのだと思います。

 森林作業の技術を身につけるためには、多くの時間と覚悟、根気が
必要です。3ヶ月間という期間はまだまだ短すぎるかもしれません。

 それでも、
 チームで活動することで切磋琢磨しながらお互いを高め合えます。
 
 間伐や環境教育、NPO、ボランティア、多くの人たちやものごととの
 出会いは、より自分を理解し、見つめなおすきっかけを与えてくれます。
 
 時間はかかるかもしれません。ただたくさんの人たちが思いを込めて
 つくったものたちは、プロの方々がつくるものの価値とは別の価値が
 あります。
 関わる一人ひとりの若者は、いろいろな思いや夢をもっています。

 その心に向き合いながら、一緒に歩いていけたら。
 その心が少しでも自然環境や、人々の意識を変えていけたら。

 そんなにうれしいことはありません。

 第5期を終えて、Conservation Corpsプログラムの可能性や価値を
深めることができました。

 次年度は春、秋に3ヶ月間開催予定です。
素敵な出会いと学びのあるプログラムになるよう、しばらく準備
期間となりますが、冬も変わらず森での作業は継続予定です。
  

Tochi Conservation Corpsプログラム 近況報告☆

現在、栃木でのConservation Corpsプログラムも2ヶ月がたちました。

先日の中間総括ミーティングでのことをまとめてみます。

[ 活動メンバー ]

 ボランティア、スタッフ含め 10名

[ 主な活動スケジュール ]

9月~10月
 ・創造の森 整備作業(草刈り、遊歩道の修復)
 ・創造の森 子どもと遊ぼうイベント(2回)
 ・子どもの森 整備作業(ベンチや看板作り)
 ・フラワーサポータープロジェクト(小学校訪問)
 ・バンブーチャレンジ
  

  

 ・とちぎ県南若者サポートステーション短期合宿の受け入れ(9月)
 ・いわき市での災害ボランティア(月数回)
 ・いわき市での戸渡・山のいえキャンプ(10月14~19日))
 ・ましこ里山・川フェスティバル お手伝い(10月2日)
 ・国際森林サミット 参加(10月8~10日)
 ・ボランティアリーダートレーニング in いわき(10月24~25日)

[ 主な活動先 ]
 ・栃木県宇都宮市、高根沢町、那須烏山市、益子町他
 ・福島県いわき市四倉、久之浜、戸渡 他
[ これから ]

11月以降のスケジュール(予定)
 ・創造の森 子どもと遊ぼうイベント
 ・子どもの森 整備作業(ベンチや看板作り)
 ・バンブーチャレンジ
 ・いわき市での戸渡・山のいえキャンプ
 ・週末短期合宿の実施
 ・県民協働フェスタ 参加

プロジェクトの名前をざっと挙げてみましたが、今回は非常に多くの
プロジェクトやイベントに参加し、活動していることがわかります。

メンバーも大変なことや考えることがいっぱいでも、前向きにそれぞれの
ペースで頑張っています。本当に今回も良いメンバーで活動できています。

中間総括にてでた感想を少しのぞくと…。

・森林の中での活動は初めてのことが多く、道具や内容などどれも新鮮
だった。だいぶ慣れてきたと思う。また、子どもたちと一緒にお花を植え、
森林の大切さを伝えるフラワーサポーターでは、その準備のために、
自分たちで「何を子どもたちに伝えるか。」を考えたことは、自分に
とっても、とても勉強になった。
最後の目標の一つでもある「子どもの森の遊具を完成させる」ために、
残りの時間も頑張りたい。

・2ヶ月間を振り返ると色々な人と出会った。
出会った方々とお話することは新鮮でもあり、慣れないゆえに緊張
してしまったり、いろいろと考えさせられた。
でも一期一会であるこの出会いを大切に、今できることを取り組みたい。

・一日一日得るものが多く、とても良い経験になっていると思う。
また、日々仲間と共に、生活をしながら活動をしていくことで、
協力してつくりあげていく大切さを学べたと思う。

それぞれが初めての経験や出会いを大切に頑張っている姿がうかがえます。

子どもの森や創造の森も、遊具を作ったり看板を作ったり、
みんなのアイディアやデザインがいかされています。

次回は森の様子をのぞいてみます。


*10月8~10日に行われた国際森林サミットのために、アメリカの

Earth Corpsの代表、Steveさんが来日しました。
お忙しいスケジュールの中、栃木や福島の活動場所に訪れて
いただきました。
アメリカの活動の様子を改めて知り、大変勉強になりました。

私たちもJapan Conservation Corpsをつくっていきたいです。