第6期 Tochigi Conservation Corps 活動報告(5月)

5月初旬、大阪からの新メンバーも加わり5名で活動を行っています。

 □現在の活動フィールド
  ・あさひが丘 整備(宇都宮市平出)
  
  ・創造の森 子どもと遊ぼうイベント の準備(宇都宮市下栗)
     
  ・幼稚園の園庭グリーン化 芝生修復作業(宇都宮市下栗)
     
  ・子どもの森 お披露目会の実施(高根沢町石末)
       

活動場所によって、遊歩道整備や草刈り、伐木処理などの作業があれば、
子どもたちと楽しく森で遊ぶためのイベントの企画運営・準備 などもあり、
自然、森林の活用方法は多岐にわたっています。

そのため、ボランティアメンバーに求められる力もさまざま。
「体力や技術」、「企画運営力・デザイン力」、「コミュニケーション力」…。

これらの力をバランスよく使うことが必要です。

一人ひとりの力を一歩一歩ずつ高めていくことも大切ですが、
ここからがチームで行う良さの一つ。

チームとして、これらの力を協力して使っていくことが大切です。

 

今のボランティアメンバーはモチベーションも高く、一つ一つのことを
一生懸命頑張っています。
少しずつチームとして何が必要か?ということが感じられているようです。

プログラムも1ヶ月半がたち、のこり1ヶ月半となりました。
一人ひとり、チーム、それぞれがどの程度成長し、力をつけることができるか?

丁度そのタイミングがきているのではとも感じます。

ここでメンバーの活動日誌をのぞいてみます。

○森のことを伝える掲示板を製作するためのミーティングを終えて
 ・自分のアイディアを理解できなかったり、自分のアイディアがちゃんと
  伝わらなかったりして、みんなに迷惑をかけてしまった。
  外国人一人だけなのも少し辛い。でも、トラブルの後は、
  みんなもそれぞれ態度が少し変わった。みんなが理解できるように、
  ゆっくり説明したり、わかりやすく話したりするようになった。
  無理しない程度にみんなで協力してがんばろう!

○森のイベント準備を振り返って
 ・今日は頭を使い、身体を使い、真剣に働いたのでとても疲れているようです。
  私もそうなのですが、疲れているとどうしても表情や態度にでてしまう
  ときがあります。でも、それは見ている方は「いいな!」とは思わないと
  思うのです。疲れているときこそ笑顔でいけるといいなと思います!
ほんの一部ですが、共同生活をしているからこそ、
楽しい時も大変な時も一緒に乗り越えていきます。

 
6月はよりメンバーのアイディアを活かしながら、
イベント開催や森で遊べるしかけづくりが進んでいきます。

また活動の様子をお伝えいたします。

 

バンブーチャレンジ!茂木町でも始まりました。

「若者自立支援団体との連携による、荒れた竹林の整備」事業の
一環として、栃木県茂木町竹原にある竹林の整備が始まりました。

 5月から本格的に実施してきた整備作業も半年が過ぎようとしています。
作業を通し、頑張っている姿や楽しそうに竹を伐採する姿を見て、多くの
若者にとって新しく刺激のある経験であったことを感じました。新しく作業に入る
茂木町竹原の竹林は、斜面での作業も多く、また太く長い竹が密生しています。
  

今後多くの若者が、安全に、また楽しんで色々な力を身につけられるように、
当団体ではリスクアセスメントを実施致しました。若者の為に、また地域の為に
努力していきたいと思います。

日時:毎月3日程度 実施
場所:茂木町竹原(坪渕の滝)
内容:整備場所のリスクアセスメント
    枯れた竹の除去、伐採

 

第5期Conservation Corpsプログラム 終了!

11月25日に無事に第5期Conservation Corpsプログラムが終了しました。
運営にあたりご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 (アンケートより抜粋)
   『自分に何ができるだろうか』という考えは日常よく頭に思い浮かぶ
    ことなのですが、自分に自信のない僕はつい、続けて『あれはできない。
    これもできない。』という思考に向かいがちです。
 
    それは、ある意味向上心であったり、理想が高かったりということ
    なのですが、ないないの結果、何もできなくなってはいけないとも思います。
 
    『チェーンソーはまだ使えないけれど、のこぎりは何度も使ってきた。』
    自分のスキルを上げようと志すことは大切ですが、現在持ち合わせて
    いるものをどう活かすかを考えることは同じくらい生きていくうえで
    重要だと思います。
  
    持っているものを活かせる能力を持った方々にこの3ヵ月間で
    出会ってきて、僕もそんなふうになりたいと思いました。
 創造の森では子どもたちのイベントを通じて、森と触れ合う時間を考え、

 子どもの森では遊びながら筋力をつけたり、学べたりする場を創り、

  

 フラワーサポータープロジェクトでは自然環境、森林の大切さを
小学生と一緒に学び、

 いわき市での活動では地域を深く学び、生活を感じ、学びながら活動を
することの大切さを教えていただきました。

 チームワークを磨きながら、いろいろな方々との出会いを通じる
からこそ、一人ひとりが、そしてチームが一回り大きく成長する
ことができたのだと思います。

 森林作業の技術を身につけるためには、多くの時間と覚悟、根気が
必要です。3ヶ月間という期間はまだまだ短すぎるかもしれません。

 それでも、
 チームで活動することで切磋琢磨しながらお互いを高め合えます。
 
 間伐や環境教育、NPO、ボランティア、多くの人たちやものごととの
 出会いは、より自分を理解し、見つめなおすきっかけを与えてくれます。
 
 時間はかかるかもしれません。ただたくさんの人たちが思いを込めて
 つくったものたちは、プロの方々がつくるものの価値とは別の価値が
 あります。
 関わる一人ひとりの若者は、いろいろな思いや夢をもっています。

 その心に向き合いながら、一緒に歩いていけたら。
 その心が少しでも自然環境や、人々の意識を変えていけたら。

 そんなにうれしいことはありません。

 第5期を終えて、Conservation Corpsプログラムの可能性や価値を
深めることができました。

 次年度は春、秋に3ヶ月間開催予定です。
素敵な出会いと学びのあるプログラムになるよう、しばらく準備
期間となりますが、冬も変わらず森での作業は継続予定です。
  

Tochi Conservation Corpsプログラム 近況報告☆

現在、栃木でのConservation Corpsプログラムも2ヶ月がたちました。

先日の中間総括ミーティングでのことをまとめてみます。

[ 活動メンバー ]

 ボランティア、スタッフ含め 10名

[ 主な活動スケジュール ]

9月~10月
 ・創造の森 整備作業(草刈り、遊歩道の修復)
 ・創造の森 子どもと遊ぼうイベント(2回)
 ・子どもの森 整備作業(ベンチや看板作り)
 ・フラワーサポータープロジェクト(小学校訪問)
 ・バンブーチャレンジ
  

  

 ・とちぎ県南若者サポートステーション短期合宿の受け入れ(9月)
 ・いわき市での災害ボランティア(月数回)
 ・いわき市での戸渡・山のいえキャンプ(10月14~19日))
 ・ましこ里山・川フェスティバル お手伝い(10月2日)
 ・国際森林サミット 参加(10月8~10日)
 ・ボランティアリーダートレーニング in いわき(10月24~25日)

[ 主な活動先 ]
 ・栃木県宇都宮市、高根沢町、那須烏山市、益子町他
 ・福島県いわき市四倉、久之浜、戸渡 他
[ これから ]

11月以降のスケジュール(予定)
 ・創造の森 子どもと遊ぼうイベント
 ・子どもの森 整備作業(ベンチや看板作り)
 ・バンブーチャレンジ
 ・いわき市での戸渡・山のいえキャンプ
 ・週末短期合宿の実施
 ・県民協働フェスタ 参加

プロジェクトの名前をざっと挙げてみましたが、今回は非常に多くの
プロジェクトやイベントに参加し、活動していることがわかります。

メンバーも大変なことや考えることがいっぱいでも、前向きにそれぞれの
ペースで頑張っています。本当に今回も良いメンバーで活動できています。

中間総括にてでた感想を少しのぞくと…。

・森林の中での活動は初めてのことが多く、道具や内容などどれも新鮮
だった。だいぶ慣れてきたと思う。また、子どもたちと一緒にお花を植え、
森林の大切さを伝えるフラワーサポーターでは、その準備のために、
自分たちで「何を子どもたちに伝えるか。」を考えたことは、自分に
とっても、とても勉強になった。
最後の目標の一つでもある「子どもの森の遊具を完成させる」ために、
残りの時間も頑張りたい。

・2ヶ月間を振り返ると色々な人と出会った。
出会った方々とお話することは新鮮でもあり、慣れないゆえに緊張
してしまったり、いろいろと考えさせられた。
でも一期一会であるこの出会いを大切に、今できることを取り組みたい。

・一日一日得るものが多く、とても良い経験になっていると思う。
また、日々仲間と共に、生活をしながら活動をしていくことで、
協力してつくりあげていく大切さを学べたと思う。

それぞれが初めての経験や出会いを大切に頑張っている姿がうかがえます。

子どもの森や創造の森も、遊具を作ったり看板を作ったり、
みんなのアイディアやデザインがいかされています。

次回は森の様子をのぞいてみます。


*10月8~10日に行われた国際森林サミットのために、アメリカの

Earth Corpsの代表、Steveさんが来日しました。
お忙しいスケジュールの中、栃木や福島の活動場所に訪れて
いただきました。
アメリカの活動の様子を改めて知り、大変勉強になりました。

私たちもJapan Conservation Corpsをつくっていきたいです。

Book Raising in Bamboo cafe開催のお知らせ

あなたの「いらない」を「社会に役立つ力」へと変えていきませんか?

みなさんのおうちに眠っている本を活用して、バンブーチャレンジ(若者の
竹林整備のキャンペーン)を応援する形があります。

そのひとつとして、寄付イベントを開催いたします。
方法はカンタン。
活動の内容がよくわからない…、本当に寄付になるか心配。。
そんな方でも大丈夫です。
店内にいるスタッフにお気軽にお声かけください!
団体の活動のお話や、イベントのお話などご説明させていただきます。

1月26日(水)10:00~12:00に2t ree cafe(宇都宮市西原)に
要らなくなった本を持って、お店にお越しください^^ 

竹で作ったカップで、おいしいコーヒーを心をこめて提供させていただきます♪

たくさんの方のお越しを心よりお待ちしております。

以下はイベントの詳細となります。
=============================
         Book Raising in Bamboo Cafe
        *1月26日(水) 古本提供のお願い
=============================

当団体でのOJTプログラムの一環として、
ティビィシィスキヤツト様のプログラムに参加中の若者達と一緒に、
寄付イベント(バンブーカフェ)を企画致しました。

【日にち】
  2011年1月26日(水) 10:00~12:00
【会場】
  2 tree cafe   HP(http://www.2tree-cafe.com/2_Tree_Cafe/home.html
【対象】
  古本持参の方
【参加費】
  無料
【内容】
  イベント時間内に古本を持参頂いた方には、
  竹のカップを使ったコーヒーをサービス致します。

●NPO法人トチギ環境未来基地が取り組んでいることの一つに竹林整備があります。
『伐採した竹を使って何かできないだろうか?』と考えたのが、このカフェを
開く切っ掛けになりました。コーヒーの代金は頂きません!!
その代わり、不要になった本を提供して頂けませんか?

古本の寄付で、バンブーチャレンジを応援してください!

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
Book Raising =古本の寄付で、バンブー・チャレンジ!

を応援してください。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Book Raising(ブックレイジング)は、ご自宅で不要になった書籍、
職場で不要になった書籍の買い取り相当額を、登録している各NPOに
寄付するという仕組みで、株式会社バリューブックス様と、複数の
NPOが協力して実施しております。

トチギ環境未来基地が主催し行っている「バンブー・チャレンジ!」
キャンペーンに参加いただいている、NPO法人とちぎユースサポーターズ
ネットワークがこのBook Raisingに参加しています。

皆様に古本による寄付のご支援をお願いしている
プロジェクトの一つに「バンブー・チャレンジ」をあげています。

 そこで、みなさまにぜひ不要になった書籍の寄付をお願いたします。
若者たちが荒れた竹林の整備を進めていくための大きな支えになります。

Book Raising http://www.bookraising.jp/ 

やり方はとっても簡単です。
不要になった書籍を段ボールに詰めて下さい。
           ↓

上記サイトから申し込み用紙をダウンロードしご記入の上、
本と一緒にいれてください。

       ↓
株式会社バリューブックス 0120-826-295に電話してください。
       ↓

ヤマト運輸が本の受取にきてくれます。

ご協力よろしくお願いします。